味の素がインドネシアで好調、ハラール市場向け製造拠点としても機能
現地でのマーケティングの成功、需要の伸び、ルピア安の傾向も相まって、味の素の海外業績が伸びている。2014年には330億の売り上げを達成しており、2020年には2012年水準の倍の売り上げを見込んでいる。
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インドネシアの調味料市場は右肩上がりで、2014年の1300億円が2015年には1450億円ほどになっており、2016年には1600億円になることが予測されている。そうした市場の伸びと中産階級の消費者の支持を受け、味の素の事業がインドネシアで好調だ。
味の素は、1800人の営業担当を抱え、農村部の小売店なども幅広く訪問し、販売ネットワークを築いてきた。味のローカライズにも積極的に取り組んでいるという。
また、味の素にとって、インドネシアは製造拠点としても重要な意味を持つ。インドネシア製ハラール認定の調味料をサウジアラビアなどのハラール市場に提供し、輸出ハブとしても機能している。
今後の味の素にとって、インドネシア事業の重要性が高まっていくことが予測される。
photo by Richard Masoner / Cyclelicious on flickr
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