緊急通報件数は過去5年間で毎年平均5%増加。 なかでも65歳以上の高齢者が関わる通報が増加傾向にあり、全体の40%を占めた。
また、高齢者が直接、緊急通報した件数は2014年の5万7,931件から6万2,051件に増加し、SCDFでは高齢化社会を象徴するものであり、今後もこの傾向は続くとみている。
SCDF医療部ヤジズ・アブドラ部長は、通報件数は年間5%増加していけば15年後に倍増することになるが、それに対応する供給源を同じ比率で増やすことは不可能だと指摘。
さらに、同部長は緊急を要しない場合は、まず近くの病院等で医師の診断をあおぐことを奨励した。 非緊急でありながら緊急通報された件数は、一昨年の倍以上の6,480件におよんだ。
~The Straits Times 1月19日~
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