特に、純粋な電気自動車(BEV)、プラグインハイブリッド車(PHEV)、燃料電池車(FCEV)を含む電気自動車(EV)が108.8%増の14万6,161台と大幅に伸び、けん引役となった。ハイブリッド車も23.1%増の21万7,261台に拡大した。これに対し、天然ガス車(NGV)と液化石油ガス車(LPG)を含むその他の代替燃料車(AFV)は8.4%減の21万8,713台に低迷している。
■ EV登録台数はオランダが首位
欧州自由貿易連合(EFTA)加盟国も含めた欧州においてEVの登録台数が最も多かった国はオランダで、前年比193.4%増の4万3,441台と前年の3倍近くに増加した(2014年:1万4,805台)。
ハイブリッド車(HEV)の登録台数は、フランスの5万6,030台(36.0%増)が最も多い。その他の代替燃料車(AFV)では、イタリアが18万3,433台(6.5%減)と最も多い。イタリアはガス燃料車が多く、ACEAによると第四半期(10~12月)における同国の代替燃料車(AFV)のうちガス燃料車は80%以上を占めている。
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