インドネシア高速鉄道、いよいよ着工へ
インドネシア初となる高速鉄道の着工式が21日に行われた。同日のインドネシア英字紙ジャカルタポスト電子版が報じた。西ジャワ州のバンドンとジャカルタを結ぶ全長142.3キロの高速鉄道受注は、日本と中国の激しい競争の末に昨年11月に中国に軍配が上がった。
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着工式にはジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)大統領に加え中国から関係者も出席した。大統領は改めてインドネシア政府に財政負担のない中国案の良さを国民に向けアピール。
「今回の鉄道計画で負担が発生しない分、列島各地の他のプロジェクトで国家予算を割り振ることができる。現在スマトラとスラウェシ島で鉄道を建設中で、パプアとカリマンタンでも計画中だ」とコメントした。
2019年に予定通り高速鉄道が開通すれば、バンドン・ジャカルタ間の所要時間は現在の3時間から45分へと大幅に短縮される。料金は現在の8米ドルから16米ドルへ引き上げられる予定だ。
photo by bukrie on flickr
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