ミャンマー縫製産業、EU支援によるSMARTプロジェクト第2フェーズが開始
1月20日付のプレスリリースによると、SMARTミャンマーは1月19日、工場、大使館やその他の関係者およそ200人を招き、ミャンマー商工会議所連盟(UMFCCI)でSMARTミャンマープロジェクトの第2フェーズ開始を記念するイベントを開催した。
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UMFCCIには200人以上の招待客が集まり、EUのRoland Kobia大使、労働・雇用・社会保障省工場査察局のU Win Shein局長、SMARTミャンマープロジェクト関係者らの話に耳を傾けた。
SMARTミャンマーとはEU支援によるSWITCHアジアプロジェクトの一部で、ミャンマーの縫製産業における社会的、環境的な改善を目標としている。2013年から2015年にかけて、SMARTミャンマーは数十社の国内縫製工場と協力し、社会的、環境的責任の遵守についての技術支援と能力強化を行ってきた。同様に、SMARTでは企業協会の能力強化も支援し、ミャンマー縫製業協会(MGMA)の職員訓練や、この種のものとしては初となる会員向けの行動規範作成への支援、そして縫製業協会、商工会議所連盟への業務支援を行ってきた。
最初の3年間の活動の成功を受け、SMARTミャンマーでは、社会的責任の遵守と人材管理分野での工場への支援などを含む従来の活動を拡大、促進するため新たに4年間のプロジェクトを立ち上げた。今後は持続可能な生産の促進や、調達過程の透明化など、新たな活動も導入する予定である。
「縫製産業は急速にミャンマー経済の星となりました。とりわけEUの貿易特恵制度により、縫製分野の成長は目覚しいものがあります。ヨーロッパへの輸出はミャンマー企業や政府機関にとって品質と管理体制を向上させるよい機会となりました。利益がすべての層に行きわたり、環境が保護されるのであれば、縫製産業の成長は経済開発への大きなチャンスとなります」とRoland Kobia在ミャンマーEU大使は話した。
photo by jasoneppink on flickr
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