1月25日付香港各紙によると、指定食物は肉類(常温および冷凍)、魚介類(同)、寿司および刺身、牛乳と乳製品使用飲料など計21項目にわたり、事業者の所在地と食品の生産地を届け出、サイト上に同署より発行を受けた許可証番号と前述の内容の掲載が義務化される。
第1四半期の施行を予定、猶予期間は設けず、許可証がなければ営業が認められないなど厳しい内容となっている。食品関連の事故といえば、2015年夏に起きた台湾製「洪瑞珍」のサンドイッチの食中毒が記憶に新しいが、事故原因がネット販売ではなかったことや、今回の指定食品にサンドイッチやその中身が対象となっていないこともあり、弁護士などからは制度の抜け穴を懸念する声もある。
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