カシオ、インドへ高級楽器市場を打ち出す、中間層の増加受け
カシオ計算機がインドや中南米向けに高価格帯の電子キーボード「MZ-X300」(1100ドル、約12万8700円)など2機種を発売する。同社で500ドル以上のキーボードは15年ぶりとなる。
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中間層が増加する新興国では熱心な音楽教育などを背景に、電子キーボード需要が伸びている。豊富な音色やリズムを求める個人や結婚式場など、業務用に高価格帯の市場を開拓する。
インドではキーボード市場が2年ずつ伸び、電子キーボードを「カシオ」と呼ぶほど浸透している。2万円程度の低価格、4万円超の上位機種に加え、10万円台の高級品を売り込む。新製品には66種類の民族楽器の音色と、ボサノバなど各国の音楽に対応した107種類のリズムを搭載する。
現地のミュージシャンと開発し、南米やインドネシアなどの民族音楽を再現しやすくした。
カシオは楽器を腕時計に次ぐ主力事業に育てており、欧米では昨秋からドイツの名門ブランドと共同開発した高級電子ピアノを売りだした。楽器を含む教育事業の売上高は2018年3月期に1500億円と16年3月期比5割増を目指す。
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