1月19日付香港各紙によると、中でも人気が高いのが本州ツアーで、最低料金帯の5泊の格安ツアーでも前年同期比12%アップの9499ドルから。同じく本州5泊でも、豪華ツアーは同122%アップの6万9800ドルと文字通りケタ違いだ。
ここまで日本ツアーの価格が上がった理由について縦横遊の袁振寧・執行董事は「チャーター便が3分の1減って航空券が値上がりしたのが大きい。加えてホテルやバスも1~3割上がっている」と説明、美麗華旅遊の李振庭・総経理は「特に中国本土の観光客が日本に向かっているためだ。この季節には昔は帰省が当たり前だったが今は海外旅行に取って代わったのだろう」と分析している。
だがそれほどの高価格でも好調なようで、縦横遊の袁董事は「日本行きの顧客は昨年から5%は増えており、2月5~12日出発分はもう95%が埋まっている」と話す。また「たとえ(100円=)7ドルになっても行く人は行く。年4回のところを3回に減らすまでだ」と付け加えた。
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