調査を実施したのは、香港系調査会社YouGov。Eメールをとおして昨年1月から12月まで、ブランドイメージについてアンケートを行い1日200から回答を得た。
「この2週間で耳にしたプラスイメージのあるブランド、マイナスイメージのあるブランドは?」という質問で、名前の挙がったブランドのプラスイメージ得票からマイナスイメージ得票を引いたものがスコアとしてランキングされている。
アンケートで名前の挙がったブランド数は10業種から国内外合わせて259。そのうち1位だったシンガポール航空のスコアは48.7で、10位のAppleは29.9だった。
シンガポール航空のスポークスマンは、強いブランド力維持には質の高いクライアントからの支持が必要で、商品・サービス・ネットワークを3本柱に向けた投資を惜しまないと語った。
SIM大学のベンジャミン・カルターノ教授は、こうしたブランドイメージのランキングはブランドが支持されているのかどうか企業にとってはわかりやすいもので、スコアが低い場合は、何が原因か調査し、ブランド力向上を目指すべきだと主張した。
~The Straits Times 1月15日~