ベトナムのスーパー・MetroをタイのTCCが買収
ドイツのMetroは1月7日、ベトナムにおける卸売業部門と関連不動産をタイのTCCに売却すると発表した。
Metroによると、TCC Holding Company Ltd の子会社であるTCC Land International Pte, Ltd がベトナムにおける全業務を6億5500万ユーロ(7億600万米ドル)で買収した。
この記事の続きを読む
Metroは「この売却における現金収入は4億ユーロ(4億3200万米ドル)程度で、支払いはすでに行われている」とプレスリリースで発表している。
Metro Cash Carry Vietnamはベトナム・ニュースの取材に対し、新所有者のもとで卸売業務は従前の名前、マネジメント体制を引き継ぎ、従前同様の商品とサービスで100万件以上の顧客とのビジネスを継続すると回答している。
Metroは2002年にベトナムに進出し、現在全国に19店舗、従業員3300人以上を擁する。数年にわたってMetroはベトナムの商業インフラ、食品衛生、安全の向上に投資し、2万人以上のベトナムの農業・漁業関係者の訓練を行い、収量向上と製品の安全性向上に貢献してきた。
2014年8月、MetroはBerli Jucker Public Company Limited(BJC)への売却を発表した。しかし2015年2月に、BJCに替わってBJCの主要株主のTCCが売却先となることが決定された。小売業を含む多方面で事業を行う複合企業であるBJCがTCCの委託によりMetroを運営する。
photo by Fruitnet.com on flickr
最新ニュース
-
- 香港
- 香港:渡航シーズン、海外でデング熱などに注意 2022年12月8日
-
- インドネシア
- インドネシア:TOD投資フォーラム 日イの事業者ら覚書 都内 2022年12月6日
-
- 香港
- 香港:小売業総売上高、10月3・9%増 2022年12月2日
この記事の提供会社
中国プラスワン時代に必須! 東南アジア地域アパレル生産情報の決定版
-
- インドネシア
- インドネシア:国内で7店舗オープン ユニクロ
-
- インドネシア
- 首都圏広域で停電 MRT、信号も停止
-
- インドネシア
- ジャカルタの大気汚染が世界最悪に、マスク着用必要なレベル
-
- シンガポール
- シンガポール国民の過半数が「新年度予算案」を支持
-
- その他ヨーロッパ
- なぜ日本では「落とし物」をしても必ず返ってくるのか? 5つの理由