スポーツ観戦において、大型スクリーンに表示された選手の詳しい情報を手元のスマホで見たり、選手への応援メッセージを投稿したりできる。競技場のほか、映画館やコンサート会場での導入を促す。また、電車の駅などの公共施設やショッピングモール、スーパーでの採用も見込んでいる。
エンターテイメント分野で使う設備の市場が大きい北米を重点的に開拓するほか、欧州やアジアでも展開する。
映像装置からの情報発信には電波が使えない場所でも無線通信ができる「可視光通信技術」と呼ぶ技術を活用する。同技術ではコンサート会場内の一部の観客のスマートフォンだけに音楽データを発信するといった使い方も可能。特定の観客のスマートフォンから様々な音を出すことで、一体感のある空間を作り出すといった用途が想定される。