アリペイはあべのハルカス近鉄本店や上本町店など計4店の化粧品売り場を中心に対応する。利用者は自分のスマートフォンで表示した認証用バーコードを提示し、店員がレジ近くに置いたタブレットで読み取るだけで支払いができるというもの。
アリペイのスマホアプリ利用者は約4億人。アリババが手掛けるECサイトの決済基盤として広く普及しており、近鉄百貨店は同サイトに広告を出して認知を高める。
また、中国のネット大手騰訊控股(テンセント)が手掛ける対話アプリ「微信(ウーチャット)」の決済サービスの導入も検討している。ウーチャットは対話アプリとして中国で利用され、近鉄百貨店も訪日客向けの情報発信に活用している。販促と決済を連動させることで、相乗効果を狙う。
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