2015年12月22日

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • copy

セブ・マクタン島のリゾート地域にシェラトン・ホテルが進出

セブ・マクタン島のリゾート地域にシェラトン・ホテルが進出

世界のホテル業界はグループ化され、そのグループ間で買収合戦が盛んな中、201511月、世界最大のホテル・グループが誕生した。

この記事の続きを読む

 
買収をしたのはセブの中心部で都市型ホテルを運営する大手の『マリオット・グループ』で、買収されたのはやはり大手の傘下に高級ホテルのウェスティン、ロイヤル・ル・メリディアンや中級ホテルのシェラトンなど10のブランド・ホテルを持つ『スターウッド・グループ』。
 
買収額は1兆5000億円になる巨額だが、これによってマリオット・グループは約5500のホテルを所有することになった。
 
買収されたスターウッド・グループが事業費40億ペソ(約112億円)をかけて、リゾート地として密集、開発されているセブ州マクタン島南岸にホテルとコンドミニアムを組み合わせたリゾートを造る事を発表した。
 
事業会社の正式名は『シェラトン・セブ・マクタン・リゾーツ&ザ・レジデンス』。
 
フィリピン側パートナーはセブ市内で高層コンドミニアム開発を展開している企業で、建設予定敷地面積は5ヘクタール(1万5千坪)ある。
 
この敷地内に部屋数250室のシェラトン・ホテル棟を建て、完成は2019年。
 
コンドミニアムは計画によると低層階の186ユニットで2020年完成を予定している。
 
なお、敷地は掲載している写真の前方に当る沿岸で、この地域はマクタン島の岬になっていて、同地域には天然の砂浜はなく、人口浜を造成するようになるが、高層階からはボホール側とセブ市側の両方の海を望むことができ、近くには他の開発業者によるコンドミニアムが既に建設中。
 
この地域には世界的ブランド名ではシャングリラが最初に進出、その後撤退したヒルトン(現在は別経営)があり、シェラトンは外資系大手経営としては3番目の進出となる。

この記事の提供会社

logo

フィリピンが丸見え! 最新フィリピンニュース

http://www.ph-inside.com/news/

メルマガ会員  
 

出島