カンボジアの2つの縫製工場で労働条件をめぐる抗議活動が発生
プノンペンとカンダル州の2工場で12月8日、数百人の縫製労働者が職場での労働条件をめぐる抗議活動を起こし、車のタイヤを燃やした。
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プノンペン市Meanchey区のConpress Holdings (Cambodia) Garment Factory Ltd. では150人の労働者が抗議活動を行った。労働者らは会社が労働者と期限付きではなく期限なしの雇用契約を締結すること、日額3000リエル(0.75ドル)の昼食代を支給すること、労働法に準拠することを求めている。
カンダル州のWinnie Fashion Co. Ltd. では、100人の労働者が劣悪な労働環境と会社の労働組合に対する敵対的な対応に抗議活動を行っている。
カンダル州での抗議活動について、カンボジア労働組合連盟のSom Oun会長は、労働者は会社がいくつかの点で労働環境を改善する必要があると主張し、5日間抗議活動を行ったと話した。
コミュニティ法教育センターのMoeun Tola労働プログラム長は、すでに良好ではなかった労働者と管理者間の関係がカンボジアで今年さらに悪化していると話す。
「(工場での)苦情解決システムの欠如が最大の問題です」と彼は言う。
企業側やカンボジア縫製業協会の代表者らからのコメントを得ることはできなかった。
一方、カンポンスプー州のCerie(Cambodia)Garment Co. Ltd.の工場では12月8日午前中、60 人以上の女性労働者が倒れるという事態が発生した。同工場では前日にも46人が倒れている。
photo by nicwn
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