香港の独禁法「競争条例」、スニーカー通りでも価格破壊
今月14日から施行となった香港の独禁法「競争条例」だが、早くも旺角の通称「波鞋街(スニーカー通り)」でも値下げ合戦が始まった。
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12月15日付香港各紙によると、現在、原価799ドルのナイキ製エアマックス90(グレー)が允記、高峰、フルボスポーツの各店で719ドルに、同じくエアマックス・インビガー(白)699ドルが運動家と高峰では559ドルに値を下げて販売されているという。
また、ニューバランスが販売側に対して、従来の再販価格の撤廃をあえて通達していたことも明らかになるなど、メーカー側も対応に追われている様子がうかがえる。消費者にとっては喜ばしい状況だが、一方で中小の小売り店舗は値引きをしたくてもできない事情があり、小規模店舗の淘汰につながるとの批判もある。
そういった声に対し競争事務委員会の胡紅玉・主席は「条例は中小が大企業と対等に競争できる手助けになるもの。中小にとっても参入しやすくなる点ではメリットは大きい」と一蹴。また、「他店舗と協力して仕入れを行ったり、独自の商品を取り入れるなど新しい経営の形を模索してほしい」と自助努力を求めた。
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