3社はヒアの高精度のデジタル地図情報と車載センサーによるリアルタイムの交通データを連携し、道路交通の安全性向上や新しいサービスの提供、自動運転技術の開発に取り組む。
HEREは現在、8万カ所以上のソースからデータを収集しており、毎日何十億件もの情報を地図データに反映させている。一方、ダイムラー、BMW、アウディの車両の200万台以上が現在、ネットワーク化されている。3社はこれらの車載センサーのデータをどのようにHEREのサービスに有効活用できるかを共同で評価・検討していく。
リアルタイムの地図情報やサービスは、基盤となるデータが増えれば増えるほど精度が向上する。このため3社は自動車業界だけでなく、他の分野の企業や消費者にも協力を求めていく意向を示している。メディア情報によると、3社はすでにフォードやトヨタのほか、中国でも協議を進めているもよう。