ベトナムでECセール「オンラインフライデー」が開催、100万人が関心
12月4日にウェブサイトonlinefriday.vnで開催されたオンラインショッピングイベントでは6万3500点以上の商品が割引販売され、消費者の大きな関心を集めた。
主催者によると、イベント告知のため、事前に1億通のメッセージをモバイル購読者に送付したという。午後6時までにウェブサイトの閲覧者数は110万人を記録した。
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2000近い参加小売業者が高級衣類、本、時計、デジタル器具、観光商品や家庭用品などを大幅な割引価格で提供した。いくつか例をあげると、Swatch、Guessでは7割引まで、Mango、Nike、Dorothyでは5割引までの割引が行われていた。
ベトナムで主導的なオンラインファッション小売企業であるZahola VietnamのJose Finch社長は、オンラインフライデーはベトナムの電子商取引分野において、消費者側も企業側も心待ちにする特別なイベントになったと話す。
オンラインフライデーへの参加の他に、Zalola Vietnamでは50社以上のパートナー企業と提携し、これまで最大のオンラインプロモーションとなる「オンラインフィーバー」を企画しているという。
オンラインフライデーに対応し、8社の銀行、クレジット業者がオンライン取引にキャッシュバックサービスを提供した。また、VietnamPostやViettelPost等の宅配業者も配送料を半額にしてオンライン業者らを支援した。
専門家によると、2014年のオンライン取引額は1540億ベトナム・ドン(690万米ドル)に達したという。2015年の取引額は2500万米ドル相当に達することが見込まれている。専門家らは、ベトナムの電子商取引は、同国が様々な二国間・多国間の貿易協定の調印や交渉で世界経済への統合を加速する中、当面成長を続けると予測している。
オンラインフライデーは消費者の需要拡大、オンライン購入の促進を目的に、商工省下のベトナム電子商取引・情報技術庁(VECITA)が企画した。電子商取引・情報技術庁のTran Huu Linh長官は、このイベントはベトナムにおける電子商取引の開発促進のための戦略の一部でもあるとコメントしている。
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