カンボジアのイオンモールのテナント、前向きな姿勢変わらず
(https://www.digima-news.com/20151202_2292 の続き)
「カンボジアの中流階級は増加しており、まだ発展途上の国でもあります。ですからこのモールに投資することは私たちの利益にもつながります」シンガポールの女性衣料品ブランドbYSIの運営管理者であるMeak Sao Phearith氏は言う。「弊社製品の価格帯は競争力があり、この客層に見合っています。弊社では35米ドルから80米ドルの価格帯の中にある製品を多く展開しています」
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同氏によれば、カンボジアの闇市場では同様の製品がはるかに安く販売されているが、本物のブランド製品に価値を見出す国民は増えつつあり、より多くのお金を出してそれらを購入する備えがあるという。
同氏によればイオンの強みの一つは客足を常に創り出すことができることだという。「イオンが他国で多くの経験を持ちモール展開を行い、どのように顧客を引き付けることができるかを熟知していることは知っていました」Phearith氏は言う。
「イオンのマーケティングはモール内のすべての店舗を支えています。例えばクメール正月、水祭り、コンサートやその他のイベントが展開されており、お客様は常にモールを訪れます。お客様が常に来店すれば、店舗は製品を販売するチャンスを得ることができるのです」
イオンのPuma店舗主任であるChou Mean氏は、最も成功しているモールのテナントは、これらの季節の変化に対応できている店舗だという。氏によればドイツの靴店舗であるPumaは価格を手頃な価格帯に抑え、顧客の関心を引き付けるために継続的にプロモーションを展開し顧客を引き付けているという。
Mean氏によれば、店舗の売り上げの約6割は、自国よりも製品を安価に求めることができると気付いている、主に中国などからの外国からの顧客であるとのことだ。
残りの4割の顧客は、闇市場で35米ドル以下で販売されている品質の低い靴とPuma正規品違いを認識し、高く評価しているカンボジア人だ。
また彼らは国内の他の場所では見つけることのできない、最新のスタイルを身につけたいと考えている。「ほとんどのお客様は新しい製品を見るのが好きです。ですから常に最新のものを店舗に並べるようにしています」Mean氏は語った。
イオンモールの経営部門はインタビューに応じることはなかった。
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