安倍晋三政権は女性活躍の推進を看板に掲げているものの、世界の日本への評価は依然として低いままだ。同士数は女性の地位を経済、教育、政治、健康の4分野で分析する。経済の分野では、女性の労働参加率が低く、男性との賃金格差が大きいことが要因となり106位。政治も女性議員が少なく104位であった。教育の個別分野では識字率や中等教育への進学率で世界1位だが、高等教育への進学率が106位と極端に低く、教育全体としては84位という結果となった。
1位から5位までの上位は、アイスランド、ノルウェー、フィンランド、スウェーデン、アイルランドと続き全て北欧が占めた。アジアではフィリピンが7位と前年よりも順位を2つ上げたほか、ニュージーランドが3つ上がりトップ10入り。中国は91位でインドは108位。
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