11月17日付香港各紙によると、シティバンクは住宅価格下落の根拠として(1)今後3年の住宅供給量は年間3万6000戸で、年間4万8000戸の需要に及ばない(2)将来的な土地供給が不明確(3)2011年から投機活動は抑制され、売却圧力が低下(4)雇用状況は安定、所得も増加(5)今後2年は実質マイナス金利が継続――を挙げ、住宅相場はピークの9月半ばから来年3月までで7%下落するが、春節(旧正月)明けから取引が活発化し3%上昇すると予測した。
他の金融機関の予測では、ドイツ銀行が33~40%下落、大和証券が30~40%下落、UBSが10%以上下落、CLSAが今後27カ月で17%下落、モルガンスタンレーが5%下落となっている。
photo by See-ming Lee 李思明 SML