ここ2週間の降雨量は、シンガポールに晴れ渡る空と澄んだ空気をもたらしている。NEAは、雨の日が多くなることは、域内の乾季の終わりを意味し、スマトラやカリマンタンで発生した山火事や煙害は和らいでいくと述べた。
これから12月にかけては北東モンスーンの影響でより多くの降水量が期待される。風向きの変化によっては、わずかながら煙害の可能性もあるものの、年内は煙害による大きな被害は起こらないと予想される。
NEAによると、来年早々からエルニーニョ現象が起こるとされているが、シンガポールにおいてはこれまで、エルニーニョ現象によって雨季のパターンが変わったという事例はないようだ。
~Channel NewsAsia 11月16日~
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