【外国人の視点】日本に住む外国人が思う「あったらいいもの」5つ
便利でハイテクな国、ニッポン。海外から日本へ来た人は『日本にしかないもの』に驚き、感動するという内容のテレビ番組が多いですが、逆に外国人たちが思う『日本になくて困るもの』とは一体どんなものがあるのでしょうか?
そこで今回は、日本在住外国人たちの不満を集めた過去の「海外の反応」記事を参考に、外国人が思う「日本にあったらいいな!と思うもの」を5つ紹介します。あなたはこのなかの何が日本にあるといいと思いますか?
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【1】より便利なATM
アメリカやヨーロッパなどはカード社会。日本のように現金を持ち歩く習慣がないため、街中のそこらじゅうにATMがあり、どこでも引き出せるようになっています。日本在住外国人にとっての一番の不満は、時間外手数料。24時間利用できないATMもなかにはあり、とても不便だと言います。土日や祝日、深夜には引き出すたびに数百円引かれる日本とは違い、海外は24時間365日無料です。
【2】セントラルヒーティング
「日本の家は寒い!」と外国人はよく言いますが、その原因はセントラルヒーティング(全館集中暖房)がないからです。アメリカやヨーロッパの国では、アパートやマンションに中央暖房が備え付けられた物件が多いですが、日本ではあまり見かけません。
欧米ではストーブの灯油を買う習慣がなく、寒い季節になれば自動的に暖房が入る仕組みになっているので、真冬でも家のなかは24時間あたたかいです。家賃がその分少々高くなりますが、冬場に個人で電気ストーブをつけた場合の電気代よりも安く済み、部屋全体を暖めてくれるので部屋干しの洗濯物もすぐに乾きます。
欧米の住宅は2重窓で断熱性が高く、日本家屋に比べてしっかり外気を遮断できるので、夏はひんやり涼しく、冬はセントラルヒーティングで部屋が暖まりやすいようにできています。あるノルウェー人男性が言うには、日本の家には断熱効果がないため、「日本の冬はノルウェーより10度寒い」そうです。
【3】大きなサイズの服、靴
日本人は男性も女性もみな大体同じくらいの身長で、同じくらいの体格の人が多いです。そのため、「日本人の平均的な体格ではない人」が日本で服や靴を探すのには一苦労するそうです。最近では「大きいサイズ」を展開しているアパレルメーカーもありますが、まだまだアメリカに比べると充分に「大きい」サイズとは言えないそうです。
【4】安くておいしいピザ
日本は諸外国に比べて、「ダントツにピザが高い国」。お好み焼きやラーメン、うどんそばなどの安くておいしいB級グルメがたくさんある日本では、ピザの値段をこれくらいに設定しないと採算がとれないという事情があるのかもしれません。しかし、外国人からするとピザに3000円以上払うなんて信じられないようで、日本に住むようになってから「ピザをぜいたく品だと思うようになった」という人もいます。
【5】スキンシップ
あいさつの時や嬉しいことや悲しいことがあると、家族や友人、恋人同士でハグをするという習慣がある欧米。一口に欧米と言っても国によってスキンシップの方法は様々ですが、日本よりも「多い」という点は共通しているようです。
筆者の知り合いの日本在住アメリカ人も、「日本に住むようになってハグが恋しくなった」と言っていました。家族でもあまり肌が触れ合うことが少ない日本では、欧米人からすると少しさみしいのだそうです。
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