三菱重工、国産旅客機MRJの初飛行に成功、世界市場開拓なるか
11月11日、半世紀ぶりとなる国産旅客機MRJ(三菱リージョナルジェット)の初飛行が実施された。名古屋空港を午前9時半頃に離陸、約1時間ほどのフライトの後、11時過ぎに無事着陸した。MRJは、三菱重工を筆頭に計画が開始され、三菱航空機として事業を子会社化し、開発・製造が進められてきた。
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リージョナルジェットとは、 航続距離が3000km程度で、乗客数が70~90名程度の小型ジェット旅客機を指す。アメリカの空港の大半がリージョナルジェット向けに設計されており、近年急速に市場拡大が進んでいた。今後20年間で買い替えなども含め5000機以上の需要があるという。今回の初飛行成功を受け、MRJがその拡大する市場をどれだけ開拓できるか、今後注目されている。
MRJは、約半世紀ぶりとなる国産旅客機。モジュール化された開発・製造手法なども注目され、日本の航空機産業を飛躍させるとの期待も大きい。ただ、開発スケジュールは遅れており、初飛行は当初計画より4年遅れとなった。
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