10月23日付香港各紙によると、これは世界の主要31都市の1平方フィート当たりの平均価格を順位付けしたもので、香港は1万974ドルと1万ドルを突破し、2位のロンドン(同7944ドル)、3位のニューヨーク(同6526ドル)を抜き、世界で住宅価格が一番高い都市となった。
リポートでは、特区政府の住宅ローン引き締めや増税などの不動産抑制策が機能しなかったと指摘、低金利や住宅の供給不足が更なる住宅価格上昇を招いたと分析している。また上昇幅についても香港は世界でも群を抜いており、2014年通年では前年比13.5%増、15年の1~5月だけでも同7.2%増で、両期間をあわせると約20%近い伸びだという。ちなみに4位以下はシンガポール、東京、ロサンゼルス、ミラノ、ローマ、エディンバラと続いている。
photo by See-ming Lee 李思明 SML