海外ビジネスニュースを毎日配信!− DIGIMA NEWS

フォルクスワーゲン、欧州で850万台をリコール

リコールは2016年1月から実施する。対象となるのは、エンジンタイプ「EA 189」を搭載した車両。製造年やモデルシリーズによって対応は異なり、新しいソフトウエアをインストールするだけでなく、ハードウエアを交換する場合もある。
 
なお、VWは「EA 189」の後継エンジン「EA 288」(2012年から搭載)は今回の問題に該当していないと説明している。
 
VWは、欧州各国のVW、アウディ、セアト、シュコダのウェブサイトで保有車両がリコール対象の車両であるかどうかを確認することができるシステムを導入している。
 
対象モデルに搭載された違法なソフトウエアは、排ガス試験中にのみ排ガス浄化システムの機能がフル作動し、排ガス基準をクリアするが、通常の走行時には排ガス浄化機能が低下する仕組み。
 
photo by TehLonz on flickr