任天堂・ポケモン・グーグルがおよそ24億円の共同出資
任天堂とゲーム企画会社のポケモンがアメリカのグーグル社と共同で、スマートフォンゲーム「イングレス」を運営するアメリカのナイアンティックに出資したと10月16日付の日本経済新聞が報じた。
ナイアンティックはもともとグーグルの社内ベンチャーであったが、グーグルが今月から持株会社に移行したのにともない独立。もともと「ポケットモンスター」のスマートフォンゲームを共同開発しており、この独立を機に関係を強化する試みだ。
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3社の出資額は合計2000万ドル。日本円にすると約23億8000万円をナイアンティックへ出資した。それぞれの出資額など詳細は明らかにしていないが、ナイアンティックが一定の条件を満たせば、合計1000万ドル(約11億9000万円)を追加出資することでも合意した。
ナイアンティックが提供する、スマートフォンゲーム「イングレス」は、スマートフォンに搭載されたGPS機能などの位置情報を使い、実際の場所を訪れながら自分の陣地を広げていく体感型ゲームだ。
専用アプリは200カ国・地域で累計1300万回以上ダウンロードされたという。この人気は日本でも高く、ソフトバンクやローソン、三菱東京UFJ銀行などが販促ツールとして活用している。
任天堂とポケモンは「イングレス」の仕組みを一分利用。外出先でモンスターと戦ったり、つかまえたりするスマートフォンゲーム「ポケモンGO」をナイアンティックと開発中で、2016年から配信を始める計画だ。
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