中国大型連休でも香港への観光客戻らず、日本や韓国に流出か
特区政府入境処が中国本土の大型連休の初日前日である9月30日の入境者数を発表。延べ42万1294人中、本土観光客は13万6576人と、昨年の同じ日に比べ3.7%の微減にとどまっているが、体感的にはそれ以上の落ち込みが感じられると、10月2日付香港各紙が連休初日の様子を伝えている。
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まず大型連休で思い出されるのが、広東道の高級ブランド店前の長蛇の列だが、それも今は昔で、現在ではいくつかの店で数人の入店待ちを見かける程度だという。
また、以前はバスが列を成した旺角の宝飾品店でも、客より店員の数が多いのはすでに見慣れた光景だ。
不景気が最も顕著なのはホテル業界だ。酒店業主連会の李漢城・執行総幹事は「従来は平均で8割以上を誇った稼働率も今年は7割を切り、中には15%引きを打ち出すホテルもある」と打ち明ける。
本土観光客激減の原因は、粉ミルクの買い占めなどに反発するデモ活動の激化にあるとみられるほか、米ドル高で香港が敬遠され、日本や韓国に流れていったとの見方もある。
photo by Andreas. on flickr
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