施行は10月1日以降の契約分からで、新規契約および現在継続している契約の更新時に適用される。また、雇用主は家政婦に対し無料で食事を提供するか、もしくは別途食費を支給する義務があるが、その食費手当も964ドルから31ドル増加の995ドルに引き上げられた。上げ幅は3.2%で、昨年の4.8%を下回った。
外国人家政婦の組合組織は、食費や交通費など香港の物価の上昇を考えると今回の上げ幅には失望したというが、雇用者団体は優秀な家政婦なら引く手あまただと指摘。最低賃金を上回る待遇の雇い主を見つけることも難しくないという。
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