香港滞在の外国人家政婦の最低賃金、5年連続の引き上げ
特区政府は9月30日、外国人家政婦の最低賃金の引き上げを発表した。10月1日付香港各紙によると、賃金は5年連続の引き上げだ。上昇幅は2.4%で、金額では100ドル増、月額の最低賃金は4210ドルになる。昨年の上げ幅2.5%よりわずかに少ない。
この記事の続きを読む
施行は10月1日以降の契約分からで、新規契約および現在継続している契約の更新時に適用される。また、雇用主は家政婦に対し無料で食事を提供するか、もしくは別途食費を支給する義務があるが、その食費手当も964ドルから31ドル増加の995ドルに引き上げられた。上げ幅は3.2%で、昨年の4.8%を下回った。
外国人家政婦の組合組織は、食費や交通費など香港の物価の上昇を考えると今回の上げ幅には失望したというが、雇用者団体は優秀な家政婦なら引く手あまただと指摘。最低賃金を上回る待遇の雇い主を見つけることも難しくないという。
photo by mikecogh on flickr
最新ニュース
-
- 香港
- 香港:渡航シーズン、海外でデング熱などに注意 2022年12月8日
-
- インドネシア
- インドネシア:TOD投資フォーラム 日イの事業者ら覚書 都内 2022年12月6日
-
- 香港
- 香港:小売業総売上高、10月3・9%増 2022年12月2日
この記事の提供会社
香港ポスト_old
-
- インドネシア
- インドネシア:国内で7店舗オープン ユニクロ
-
- インドネシア
- 首都圏広域で停電 MRT、信号も停止
-
- インドネシア
- ジャカルタの大気汚染が世界最悪に、マスク着用必要なレベル
-
- シンガポール
- シンガポール国民の過半数が「新年度予算案」を支持
-
- その他ヨーロッパ
- なぜ日本では「落とし物」をしても必ず返ってくるのか? 5つの理由