国営タイ高速度交通公社(MRTA)は来年5月、バンコク郊外バンスー地区とバンヤイ地区を結ぶ都市鉄道パープルライン(約23㎞、16駅)の試験運行を開始させる。そのための予算800億バーツを既に計上済。正式開業は8月12日の予定だ。
新しい高速道路の建設計画もある。高速道路公団(EXAT)は来年7月の開業を目指して、全長17㎞の高速道路新線の建設を進めており、事業費は328億バーツ。また、バンヤイ地区からラチャブリー県を経由し、西部カーンチャナブリー県に至る全長96㎞のモーターウェイの建設も始まる。予算総額は556億バーツ、完成は2019年を見込む。将来はミャンマー国境を結ぶ構想もある。こうした開発ラッシュを背景に、民間の不動産投資も積極的だという。
(22日=マティション)