DHLの海外進出支援プログラム、受賞デザイナーを発表
DHLとIMG Fashionが、ファッションデザイナーの海外新規市場進出を支援するプログラム「DHL Exported」第2期の受賞デザイナーを発表した。選出されたのは、ロンドンを拠点に「マルケス アルメイダ(Marques’Almeida)」を手がけるマルタ マルケス(Marta Marques)とパウロ アルメイダ(Paulo Almeida)のデュオ、日本を拠点に「アツシ ナカシマ(ATSUSHI NAKASHIMA)」を手がける中島篤、そしてドイツのマルセル オステルターグ(Marcel Ostertag)とカナダのシド ネイガム(Sid Neigum)の計4組。世界4都市のいずれかでショーを開催する機会などが与えられるという。
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「DHL Exported」は2014年に始動。自国で地位を確立しグローバル進出を目指すデザイナーを対象に、世界で影響力のあるファッションウィークでのコレクション発表を通じて、グローバル進出の機会を提供する。初回は「ハウス オブ ホランド(HOUSE OF HOLLAND)」を手がけるデザイナー、ヘンリー・ホランド(Henry Holland)などが選出された。そしてそれぞれがニューヨーク、ロンドン、ミラノ、東京の4都市で2シーズンにわたってショーを開催した。
第2期デザイナーに決定した4組は、「マルセル オステルターグ」がニューヨーク、「シド ネイガム」がロンドン、「アツシ ナカシマ」がミラノ、そして「マルケス アルメイダ」が東京のファッションウィークを選択。2016年秋冬と2017年春夏のコレクション発表枠が保証され、ランウェイショーに必要な制作コストとプロデュースなどが受けられる。「マルケス アルメイダ」は今年、第2回「LVMH Prize for Young Designers」のグランプリも受賞し将来に期待が寄せられている。2016年3月と10月の「メルセデス・ ベンツ ファッション・ウィーク 東京」で開催するショーに注目が寄せられている。
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