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F1開催で、レースコース周辺のホテルは満室

煙害で大気汚染指数(PSI)が不健康値を超える日が続いていたが、F1シンガポールGPのスポンサーであるシンガポール航空(SIA)が15日にレースを予定通り開催すると発表したことを受け、ホテル予約のキャンセルなども発生していないという。
 
特にレースコースとなるマリーナベイ・ストリート周辺では、パン・パシフィック、マリーナ・マンダリン、リッツ・カールトン、ミレニア・シンガポールなどで満室が予想される。
 
790客室を有するパン・パシフィックホテルでは、煙害による予約キャンセルはないものの、宿泊客の健康をまもるためN95マスクを配布したり、PSIが150を超えた場合には野外プールを閉鎖するなど対策を講じるという。575客室を有するマリーナ・マンダリンでは、煙害にも関わらず、団体や企業による予約が過去2年より上回ったようだ。
 
1,261客室のスイソテル・ザ・スタンフォードと769客室を有するフェアモント・シンガポールでは、昨年と同じような予約状況で、レースが観戦できる客室の宿泊料はともに1泊1,450Sドル以上で設定された。
 
F1シンガポールGP開催中は、マリーナベイ・ストリート周辺以外のホテル予約も難しくなっており、スコッツロードのロイヤル・スコッツやオレンジ・グローブ・ロードのシャングリラホテルなどはすでに予約で満室だという。
 
photo by romainpontida on flickr