リー首相は、1965年の独立直後からシンガポールを支えてきたリーダーや市民に感謝の意を述べたうえで、今日のシンガポールの繁栄を決定づけた要素として「多民族社会」「自立・相互扶助の文化」「政府と国民の信頼関係」を挙げた。建国100年を祝うにあたっても、引き続き3つの要素が必要だと強調した。
また、リー首相は、新たな問題として、外国人受入れ政策に触れ、難しい問題ではあるが、国民が必要とすることを重視し、国民に代わってどのような判断がふさわしいか決断するのが任務だと強調した。
総選挙については、具体的な日時を公言しなかったが、近いうちに実施すると述べた。