また、同補佐官は全国6ヵ所に設置を計画している産業廃棄物処理・リサイクル工業団地について、日本の新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の協力を得て、マスタープランの策定を進めているところだとも述べた。最大の課題は用地の確保だという。
同省によると、タイ国内で排出される危険ごみは年間300万トン、産業廃棄物は5000万トン。このうち適切な処理をされているのは危険ごみで100万トン、産業廃棄物で1300万トンしかなく、残りは不法に埋め立てられるなど産業廃棄物処理法に違反した処理が常態化している。
(8日=バンコクビズ)