新路線の総工費は7800万Sドル。8人乗りのケーブルカーを51車輌有し、1時間に2,200人を島内に運ぶことが可能となる。営業開始時は既存の路線の3分の1にあたる1日約1,000人が利用。
イスワラン第二貿易産業大臣は、ケーブルカー新路線により、特に西端に位置するシャングリラ・ラサ・セントーサ・リゾートなどのホテルやアトラクションへのアクセスが容易になるとしたうえで、斬新なアイデアを導入することで観光業界において成長し続けていると語った。
リゾート・ワールド・セントーサやユニバーサルスタジオ人気を背景に、セントーサ島への来訪者は2009年の620万人から昨年は1.920万人にまで増加した。
セントーサ・レジャー・グループ(SLG)は、2009年時に、来訪者増加に対応する目的で250万Sドルを投じた交通手段の全面的改修を検討。今回のケーブルカー新路線の開業もその一環である。
~The Straits Times 7月15日~