2015年7月14日
エコノミスト、第2四半期の経済成長は減速と予想
民間エコノミストは、不振の続く製造業、貿易、観光を背景に、第2四半期(4~6月期)は経済成長が減速すると予想した。
4~5月製造業は前年同期比で5.8%落ち込んだが、なおも先行き不透明な世界情勢が重くのしかかっている。UOBエコノミスト、フランシス・タン氏は6月に状況が上向いたとしても製造業の4~6月期における成長率はマイナス3%ほどになるとみている。
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タン氏は、4~6月期の経済成長率は1.8%で、1~3月期の2.6%を下回ると引き続き楽観的にみている。
OCBCのセリーナ・リン氏は、飲食、ホスピタリティー、小売などサービス産業や訪星来客数の不振を指摘。特に今年1~4月の来客数が前年同期比で5.4%落ち込んだことに言及したうえで、これといって明るい材料はなく4~6月期の経済成長を1.4%と予想した。
しかしながらリン氏は、ギリシャや中国の金融問題があるにせよ、2015年の下期はシンガポール経済が上向くと予想した。
~The Straits Times 7月13日~
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